シーケンシャルシフトレバー押し引き量 自動計算ソフト作ってみました!

たまには代表の平野の開発魂をお知らせいたします。売るだけでは終わらない平野の探究心!
TTiから感謝されるのはこのような本気ユーザーの琴線に触れる所業のなせる技!

で、何かと言いますと、常々ご相談を受ける
『シーケンシャルのシフトレバーを押し引きするに当たり、常々その節度!』ですが
平野は「やる気の出る押し引きの量」があると説いています。

引っ張る量が多ければシフトが遅いし、短すぎると重くなりギヤが入ったか分からなくなる事があリます。平野がお勧めする、やる気の出るストローク量は『6cm!』です。(自己評価 笑 好みです!)

そのために単純な機械仕掛けなリンクの位置と長さを設定する必要があるのですが、いざやってみるとこれがなかなか難しいのです。平野がテスト車両のシルビアの下に潜っては書き書きして考え、どうにもラチがあかないので『よっしゃ!』ということでダンボールの上に置いて移動量を導き出してました。

 

TTi シミュレーションアナログダンボール!

こうやってダンボールで手探り

しかし、これで終わらないのがAPJの平野です。
今後あらゆる車両(TTiを導入されるお客様)に装着する場合、
机上シフトの位置リンクの長さ簡単に導き出せる方法がないか?』
と考えたとき、機構学・三角関数の応用が必要となってきます。
(平野は実は経済学部出身 笑、しかし文転するまでは物理学専攻だったらしい・・;)

しかし餅は餅屋!平野の最強技術者ブレーンの頭脳が降臨!
平野監修の元、ブレーン様はご自分の仕事をしながら専用ソフトをエクセルで作り上げてしまいました。

TTiシフト押し引きエクセルシミュレーション!

ちゃんと数値に連動して動くんです!

難しい理屈は抜きにして、上の画像の通り狙った数値をそれぞれの位置を打ち込むだけで自動計算してくれるので誰でも使えます。実はシフトノブの操作力、操作荷重計算もできています
今後、パドル化(パドルシフトキット販売中!)した場合のアクチュエーターの操作荷重計算がこれでできるので非常に楽しみで期待できます。
でまたAPJは1つシーケンシャルミッション道を究めたのではないでしょうか?(笑)
APJでTTiを買って頂いた皆様にはもちろんこのソフトを差し上げますのでご連絡ください!